クラブハウス『シンプルライフ』は,米国ニューヨークの『ファウンテンハウス』から始まった

クラブハウスモデル（クラブハウス方式）を活用した自助グループ（コミュニティ）です。

 

主に精神障害のある方及び様々なストレスを抱えている方が集っていますが、そこでは障害者や

病人としてではなく、一人の人間として来ることを歓迎されます。そしてすべての会員が人として

対等な関係で、クラブハウスの運営に必要な仕事を役割分担し、主体的に担っていきます。

こうした意味のある仕事を通して、自分でも気づかなかった力が発揮され、自信と回復を得ていく

ことができます。

 

また、しばらく来ていない方に手紙を書いたり、必要であれば訪問したりして、お互いに助け合い

支え合っていくという相互支援活動をしています。そのことにより“We are not alone（私たちは

独りぼっちではない）”という安心感を得ることが出来ると同時に、自分が仲間や社会に貢献できる

存在であることを実感します。更にクラブハウス『シンプルライフ』は、仕事や人間関係で疲れた時、

いつでも帰って来て回復できる場でもあります。年齢制限はありません。

 

現代は、仕事や人間関係のストレス、不安や孤独の中で自ら命を絶っていく人が多いです。

これは、障害の有無に関わらず、現代社会に生きる私たち一人ひとりの問題でもあります。

弱っているとき、倒れそうなとき、来ることができて、支え合う仲間がいて、自分を肯定的に思えて、

＜“生きよう”とする力が与えられる場＞ ＜自分の内にある力が引き出されて、発揮できる機会がある＞

私たち『シンプルライフ』はそんなコミュニティを目指しています。